インフラについて

まず生活していく上で大切なのが、電気・ガス・水道のインフラです。
都会とはずいぶん違う点もおおく、意外と知らない事もあります。 

電気

 電気は、当たり前ですが東京電力から供給されるので、なんの問題もありません。 ここについては、都会と同じです。田舎なので、電線に木が倒れて停電なんてことも有るそうですよ。

ガス

ガスは、概ねプロパンのようです。街中に行けば都市ガスもあるかもしれませんが、基本プロパンだとお考えください。

 都会暮らしをされている方は気がつきませんが、プロパンガスは業者がいくつかあるので、料金も微妙に違う場合があります。地域ごとに決まっているのかもしれませんが、私が引っ越してきたときには何もわからなかったので、松下地所さんに全部お願いをしました。

 プロパンは、基本料金が都市ガスに比べて高いので驚かれるかもしれません。そのため、都会では月4000円程度だったガス代も、ここではそれ以上かかる場合があります。

それから、ガス器具はすべてプロパン用でないと使えないので注意してください。ちなみに、ガス台はプロパン屋さんが中古の物を持ってきてくれたので、私は買わずに済みました。ホームセンターでも安く売ってます。

 リフォームしていない物件の場合、お風呂が追い炊きできない場合があります。ラパンハウスもそうでしたが、定住となるとちょっと不便でしたので、松下地所さんにお願いをして湯船を追い炊き可能な物に変更をしてもらい、プロパン屋さんに新しい給湯器に無料で取り替えていただきました。

 水道

 鹿島・鉾田でいろいろな物件を見ましたが、ほぼほぼ井戸水です。井戸水の場合でも、地域でまとめて業者が管理している場合と、ここの家専用の井戸がある場合があります。

 業者管理の場合には、加入料と年間の使用料を支払うだけで、あとは使い放題です。

 専用井戸の場合は、これらのお金は必要ないので基本無料ですが、保健所の検査とか必要になるかもしれません。詳しくは、物件を管理している不動産屋に確認をしてみてください。

 井戸水は年間を通じてほぼ同じ温度なので、夏は冷たく冬は暖かいです。お腹を壊すことも無く、おいしいお水を毎日いただいてます。井戸水の場合、停電になるとポンプが止まってしまうので、水が使えないという問題点もありますが、長時間で無ければなんとかなるでしょう。

下水

 下水は、浄化槽になります。
 浄化槽は使った汚水を浄化して下水道に流しますが、年1回の定期的なメンテナンスが必要になります。空気の入れ換えや汚物の除去、消毒剤の交換、循環ポンプのチェックなどが必要になります。
 メンテナンスは専門の業者さんがいるので、聞いてみてください。

 茨城県のHPにも記載されてますので、参考にしてください。

インターネット

 情報社会の今、インターネットは不可欠になってます。最近では、netflixやAmazonプライムなど、インターネットTVが面白いので、ますますネット環境は重要になってきてます。

 光回線については、ほぼどの地域でも対応しています(NTTが電話をすべて光ケーブルに置き換えているため)。物件の近くに光ケーブルが来ていない場合でも、道路から無料で工事をしてくれるので大丈夫です。

 ただし、NTT以外の場合には不明ですが、ほぼほぼ問題なく対応してくれると思います。 

携帯電話

 携帯電話は、概ねどの地域でもつながります。ただし、土地柄アンテナが無いとこも多く、特に梶山をはじめ山林地域の場合には電波が入りにくいという問題があります。
 基地局のアンテナは県道沿いに多くありますが、電波は上に向かって飛ばないので、どうしても台地の上の地域(山林部)は入りにくいです。
 ここ梶山も、近くにアンテナがないのか4Gが入りにくく、電波も2本ギリギリなくらいしか立っていません。そのため、携帯が使えない事もよくあります。また、ホームwifiなどの機械は十分な速度が得られない場合があります。

 そんな場合は、携帯会社に相談をすると、インターネットを使って携帯が使えるようになる機械(フェムトセル)を無料で貸し出ししてくれます。これを使えば、電波障害の問題もクリアーできます。ただ注意が必要なのは、携帯電話会社のインターネット回線でないと使えないという点です。例えば、NTTのフレッツ光を使っている場合、このサービスを受けるためにはDocomoの携帯でないと使えません。ですので、引っ越しをしてインターネットを準備する場合には、お使いの携帯会社のインターネット回線を契約するようにしましょう。

 携帯ショップは、鉾田市や鹿嶋市に各社あります。