鉾田を選んだ理由

 いろいろあって、老後のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を求めて、都会生活を捨てて田舎暮らしをしようかなと思ったのがきっかけでした。
 でも全く知識も上も無く、当てもなく千葉や広島など不動産の物件を探していましたが、なかなかピンとくる場所や物件が見つからず悩んでました。

 たまたま飲み友達から、”茨城の鹿嶋はいいところですよ。物件も安いですよ”と教えて貰い、早速教えて貰った不動産屋を探してみて資料を取り寄せてみました。

 鹿島エリアは東京からも近く、バブル時代に別荘ブームで大変賑わっていたという事もしって、お手軽な物件が沢山見つけることができました。160坪でリフォーム済み3LDで1200万円とか、都会では信じられない金額でびっくりしました。
 でも今回は予算が決まっているので、予算内でいろいろ探してみてた所、たまたま 松下地所ホームのHPを見つけて、いくつかいいなと思える予算内の物件を見つけました。
 社長さんが親身にいろいろと説明や案内をしていただいて、今の物件を購入することにしました。

 最初は、”え? 茨城?”と思ってましたが、飲み友達が、”鹿嶋は東京から近いですよ。車で1時間ちょっと。高速バスでも90分ほどなので”と。実際彼も別荘を買うつもりで鹿嶋エリアを何度か訪れていたのですが、”海があって、湖があって、山もあって。食べ物もおいしい、いいところですよ”と勧められました。

ここで、簡単に鹿嶋・鉾田を選んだ理由をまとめますと
①東京から近い。東関道がすいているので、90分以内で来られる。
②自然が豊か。青くて広い空、広い地平線、鹿島灘がある、北浦・霞ヶ浦がある、森がある
③食べ物がおいしい。海の幸、山の幸、川の幸が豊富
④気候がいい。夏は都会よりも涼しく、冬は暖かい。雪も降らない。
⑤津波や地震の被害の心配が少ない
⑥都会と田舎と自然が共存している。
⑦安くていい物件が多い。
などです。

私は定住として探しましたが、飲み友のように別荘や趣味のための家(作業場)などでもお勧めの物件が沢山有ります。
 松下地所ホームのHPでは、72坪延べ床面積6.76坪で175万円の物件や、土地68坪延べ床面積15.2坪で248万円など、お得な物件も沢山有ります。趣味の家としては最高ですよね。

家選びについて

 ここ鹿嶋・鉾田では、いろいろな業者が魅力的な物件を紹介しています。その中でも、大きく分けて二通りに分かれています。
 まずは、中古物件を水回りだけ、もしくはフルリフォームした物件を販売している不動産屋さんと、そのままの物件を販売している不動産屋さんとに分かれます。
 当然ながら、リフォームをかけた物件はそれなりのお値段になります。だいたい築20-30年の物件が多いので、どうしても水回りは古さを感じます。特にトイレはタンク式で、ウォッシュレットがない物が多く、お風呂も追い炊きができない物が多いです。
 また海沿いの物件は、雨戸やテラスの錆びなども気になるところではあります。

 もともと別荘として使われてた物件が多く、定住とは違って利用頻度が低いために築年数が30年でも程度のいい物件が多いです。なので、水回り以外はそんなに手を入れるところが多くない物件がほとんどです。
 ちなみに、業者が同じ家をあちらこちらで分譲していたので、同じ間取りの家を沢山見かけますが、場所や使用状況によって程度は異なります。

 中にはフルリフォームをかけて綺麗に生まれ変わった物件もありますが、そこら辺は予算に合わせて選ばれてみてはどうでしょうか? ちなみに私が購入した物件も、トイレとお風呂以外はリフォームをかけていませんし、あとはエアコンを取り付けただけなので、そんなにリフォームのコストはかかっていません。これらのリフォームは松下地所ホームにお願いをしましたが、え? っと思うくらいお手軽な金額だったので感謝感激でした。

 ウッドテラスや駐車場などは、DIYマスターの手を借りてお金をかけずに修復などを行いましたが、DIYが好きな方はご自分で楽しみながら作業をされるのがいいと思います。
 現状譲渡の物件でも、生活をするに問題のある点についてはちゃんと対応をしていただけるようなので安心して問題ないです。松下地所さんは、本当に丁寧親切に対応をしていただいて助かってます。

 そこで、リフォーム済みの物件がいいのか? それとも現状渡しの物件がいいのかという問題になりますが、正直これは買われる方のお考え次第だと思います。資金的に余裕があってDIYなどには興味がなければ、M不動産やY不動産のリフォーム済みの物件がよろしいかと思います。
 松下地所ホームの取り扱い物件のように程度のいい物件は、リフォーム済みの物件に比べ200-300万ほど安く買うことができ、DIYが好きな方であれば時間の空いたとき作業をする楽しみも多いかと思います。100万円台で自分の城を手に入れられることもできるのは、魅力的だと思いませんか?

 私は予算重視と環境でこの物件を選び、DIYマスターに物件を見て貰ってOKをもらったので、梶山の物件を購入しました。

土地74坪、建坪14.25坪の2LDK。庭には、ブルーベリーとキウィの棚があります。
雑草も生い茂れば、こんな感じで緑豊かです。
八畳ほどのウッドデッキ。軒が出ているので、よほどの台風で無い限りは濡れることも無く、気に入った理由の一つです。
部屋は、ほとんどリフォームを入れる必要が無く最高の状態です。これも、別荘として使われてたからだと思います。この部屋は、エアコンを取り付けて、シーリングライトに変更しました。

らぱんハウスについて

では、らぱんハウスについて、ご紹介しましょう。

 梶山周辺は、初めて内見に来た時に最初に感じたのは、「空が広い、そして高い、碧い」。ああ、これが正しい姿なんだなあと思いました。昔子供のころに見た大きな空と同じで、自然とはこういうものなんだと感動しました。
 広い空の地平線に浮かぶ雲の繋がり、畑や木々の緑、碧い空、白い雲、当り前と言えば当り前だけど、都会から来てみると心が洗わられるようでした。

 今の物件は、もう完全に一目惚れでしたよ。県道を曲がってエリアへ入って行くと、上り坂で木のトンネルをくぐりながらかなり登っていきます。交互通行が出来ないほど道幅は狭く、本当にこの先に家があるのかな? と思うくらいの場所です。急坂で少し行くとジャリ道はえぐれた穴でボコボコ。水たまりもあり、トトロの森のような風景を車を揺らしながら進んでいくと、まさに「ポツンと一軒家」の映像に近い感じです。

 物件のエリアに到着、そして物件を目の当たりにすると、たちまち心を奪われてしまった。木々の中の一軒家、燦々と降り注ぐ陽の光、そしてこの静寂、太い丸太で仕上げたウッドテラス、ここは毎日がキャンプ場で過ごしているような居心地になりそうです。キャンプ大好きな私には、まさに夢のような場所でした。

 中古とはいえ建物はしっかりしていて、手入れをしないで直ぐにでも住める状態なので、その場で即決しました(後に風呂桶や給湯器、トイレの交換などしましたが、全部不動産会社の方が手配してくださって楽ちんでした。費用もたいしたことなくて安心)。

 ここ鹿嶋・鉾田エリアは、海と湖に挟まれた海抜40m位の高台の台地が長く延びていて、地盤(岩盤)が固く強いので、津波や地震の被害もないので、近所には神社仏閣多く存在するのも安心できる場所だとわかりますね。

 国道からは50mほどしか離れていませんが、車の音は全く聞こえなく、風や木々のざわつきの音、鳥や虫の声、雨の日は雨音のみしか聞こえてこないので、本当に静かな場所です。
 周りに大きな建物もないのでほぼ1日中日が当たるり、冬でも暖房いらずの状態です。そのため、昼間は照明は一切必要なく、本当に明るい理想的な物件です。
 夏も湖畔からの風が吹き込むので、エアコンを使わなくてもそこそこ快適に過ごせます。

 風が強い日には、なんと鹿島灘の海の音(波のゴーという音)が聞こえてきます。10km以上離れているのですが、ここまで聞こえてくるのには驚きました。とにかく、自然の恵みの中で生活している感じが、私にとって活力の源となるので、大変ありがたい気持ちでいっぱいです。